料理の中でエキストラバージンオリーブオイルをほかの食用油と合わせることはできます。大切なのは、どんな味にしたいか、冷たい料理か加熱料理か、という目的をはっきりさせることです。

それぞれの油には独自の香りと口当たりがあります。アボカドオイルと合わせたり、ごま油を少量加えたりすると、オリーブオイルだけの場合とは違う印象になります。強い香りの油は少量から試し、料理とのバランスを確かめてください。

サラダやマリネ、仕上げ用のソースは、風味の変化を確かめやすい使い方です。まず少量をその場で混ぜ、好みの組み合わせを見つけましょう。ナッツやごまなど、原材料へのアレルギーがある場合は表示の確認が必要です。
油を混ぜれば必ず高温に強くなるわけではありません。使う製品の性質と調理条件を確認し、煙が出るほど加熱しないようにします。古い揚げ油に新しい油を足しても、劣化した成分が元に戻るわけではありません。
香りだけでなく、脂肪酸の組成なども混ぜる割合によって変わります。できあがった混合油を、単独のエキストラバージンと同じものとして考えないことが大切です。
オリーブオイル本来の個性を楽しみたい料理では単独で使い、別の香りを加えたいときに組み合わせると、使い分けがしやすくなります。
有機農業は、土壌をいたわり、自然資源を責任を持って利用し、生物多様性を支えることを目指す栽培方法です。オリーブ畑でこうした目標を実現するには、植生、水、土地の管理について日々の判断が大切になります。