スペイン語のoliva(オリバ)とaceituna(アセイトゥナ)は、どちらもオリーブの実を表す言葉です。「食べる実」と「油を搾る実」を厳密に分ける名称ではありません。

スペイン王立アカデミーの辞書では、olivaはaceitunaと結びつけて説明され、aceitunaはオリーブの木の実を指します。地域や話し手の習慣によって、よく使う呼び方が変わります。
意味はolivaとaceitunaの辞書項目でも確認できます。
オリーブの実には種があり、皮と果肉に包まれています。成熟に伴い、緑から紫や暗い色へ変化する品種があります。ただし、店頭の加工済みオリーブの色は、加工方法にも左右されます。
食卓で食べるオリーブは、塩水、発酵などの方法で苦味を調整して加工します。ハーブや香辛料を加えたものなど、多様な食べ方があります。木から採った生の実を、そのまま加工済みの商品と同じように食べるわけではありません。
搾油用の実は、収穫後に粉砕し、油を水分や固形分から分けます。実の用途には品種や状態、作りたい商品が関わりますが、呼び名だけで用途が決まるものではありません。
言葉の違いを知ると、スペインのラベルや料理の説明も読みやすくなります。実としても油としても、その土地の食文化の中で楽しんでください。
有機農業は、土壌をいたわり、自然資源を責任を持って利用し、生物多様性を支えることを目指す栽培方法です。オリーブ畑でこうした目標を実現するには、植生、水、土地の管理について日々の判断が大切になります。