有機農業は、土壌や生物多様性、自然資源への配慮を重視する生産方法です。自然の循環を生かし、使用できる資材や栽培・加工方法について定められたルールに従います。「自然」という言葉だけで有機認証を示せるわけではありません。

EUでは有機生産に関する規則があり、事業者は認証と管理の対象になります。使用できる肥料や農薬などにも制限がありますが、有機であることが、あらゆる残留物が絶対にないという意味ではありません。
バレンシア州ではCAECVが有機農業の認証と管理を担っています。製品の認証状況を確認するときは、その時点の証明書と対象範囲を確かめることが大切です。

9 Oliveresは、使われなくなった農地を再び手入れし、そこにあるオリーブの木を守る取り組みを進めてきました。過去の記事では、約40,000平方メートルの土地を再生したことを紹介しています。
同じ記録では、コセンタイナの一つの区画が2019年に認証を受け、ほかの区画は転換の途中にあると説明していました。これは当時の進捗報告であり、現在の全区画や全商品の認証を一括して保証するものではありません。


従来の方法で管理していた土地を有機生産へ切り替える場合は、定められた転換期間と管理が必要です。期間や条件は作物や土地の状況に応じて確認されます。単に時間が経過するだけで、自動的にすべての商品が有機として販売できるわけではありません。
家族が受け継いできた畑と再生した土地の両方を手入れし、土壌と木を次の世代へつなぐことが、私たちのプロジェクトの大切な考え方です。
制度の概要は欧州委員会の有機生産の案内をご覧ください。購入する商品の認証は、各商品の表示でご確認いただけます。
有機農業は、土壌をいたわり、自然資源を責任を持って利用し、生物多様性を支えることを目指す栽培方法です。オリーブ畑でこうした目標を実現するには、植生、水、土地の管理について日々の判断が大切になります。