シエラ・デ・マリオラの麓にあるオリーブ畑では、春から初夏にかけて小さな花が枝を彩ります。ここでは花の特徴と、9 Oliveresが2023年に記録した開花の様子をご紹介します。

当時の記録では、日照に恵まれ、霜が少なく、雨も適度にあったことが報告されています。私たちは農業技術者の助言を受けながら木を手入れし、花が実へと育つ過程を見守りました。
オリーブオイルは果実から得られます。そのため、健全な実を育て、目的に合った熟度で収穫することが大切です。La Jaqueraの畑でも、ブランケタ種の実がよい状態で育つことを目指して管理を続けました。

花は白から淡い黄白色で、枝に房状にまとまって咲きます。小さな花には4枚の花びらがあり、房につく花の数や咲く時期は品種や気候によって変わります。
この地域では主に5~6月に開花が見られますが、天候によって前後します。花の一部が結実し、その後の夏から秋にかけて実が大きくなります。収穫時期も品種や目指すオイルの風味に合わせて判断します。
2023年の記事では、アリカンテで暖かい日が早く訪れ、開花が良好だったと報告しました。当時は10月下旬の収穫を見据えて、引き続き木を丁寧に管理する計画でした。
これはその年の観察記録であり、毎年同じ天候や収穫結果になるわけではありません。畑を訪れる際は、花から実へと変化する季節の姿にも目を向けてみてください。見学の実施日や条件は、現在の案内をご確認ください。
有機農業は、土壌をいたわり、自然資源を責任を持って利用し、生物多様性を支えることを目指す栽培方法です。オリーブ畑でこうした目標を実現するには、植生、水、土地の管理について日々の判断が大切になります。