世界オリーブの日は毎年11月26日です。ユネスコが2019年に制定したこの日は、オリーブの木が文化、景観、地域の暮らしに果たしてきた役割を考える機会です。

オリーブは古代から地中海周辺で栽培され、エジプト、ギリシャ、ローマなどの文化と深く結びついてきました。最初に栽培された場所や古木の正確な樹齢を一つの数字で言い切ることは難しく、歴史や植物としての姿をさまざまな資料から知ることができます。
スペインではオリーブ栽培と搾油が多くの地域の経済を支えています。オイルは家庭料理から専門的な料理まで幅広く使われ、輸出を通して国外の食卓にも届きます。生産量や輸出量は収穫年によって変わるため、過去の割合を現在の数字として扱わないことが大切です。
バレンシア地方にも、ブランケタ、アルファファレンカ、ビジャロンガ、ファルガ、セラナ・デ・エスパダン、チャングロ・レアルなど、地域と結びついた品種があります。それぞれの香りや味わいを知ることは、土地の食文化を知ることにもつながります。
9 Oliveresも、アリカンテのオリーブとそのオイルを通じて、こうした地域の文化を伝えてきました。どの商品がどの認証の対象かは、現在のラベルや商品情報でご確認ください。
世界オリーブの日には、オイルの味だけでなく、畑を管理する人々や受け継がれてきた知識にも目を向けてみませんか。制定の経緯はユネスコの案内をご覧ください。
有機農業は、土壌をいたわり、自然資源を責任を持って利用し、生物多様性を支えることを目指す栽培方法です。オリーブ畑でこうした目標を実現するには、植生、水、土地の管理について日々の判断が大切になります。