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昔のオリーブオイルづくり:石臼、圧搾、静置分離

昔のオリーブオイルづくり:石臼、圧搾、静置分離

現代の搾油所には、温度や時間を管理できる設備があります。その一方で、実を砕き、油を分けて保存するという基本的な目的は、昔のオイルづくりと共通しています。

はしごを使ったオリーブ収穫の歴史的な写真

畑での収穫

かつては手や簡単な道具で実を収穫し、搾油する場所へ運びました。地域や時代によって方法は異なります。今も手作業を取り入れる畑があり、地形や木の形に合わせて道具と機械を選びます。

電動の収穫機具でオリーブを収穫

石臼で実を砕く

大きな石を使い、オリーブをペースト状に砕きました。人や動物などの力を用いた設備があり、実の果肉や皮、種を含むペーストができあがります。現代では専用の粉砕機が使われ、工程を管理しやすくなっています。

古代のオリーブ圧搾機のイラスト

ペーストを圧搾する

砕いたペーストをマットなどに広げて重ね、梁やねじを利用したプレスで圧力をかけました。出てくる液体には油だけでなく水分も含まれます。

現在は圧搾設備に加え、遠心分離を利用する方式が広く使われています。油を得る目的は同じでも、作業速度や衛生、温度管理の方法は変わりました。

加工設備の中のオリーブペースト

油と水を分ける

昔は液体を容器に置いて、密度の違いによって油と水が分かれるのを待ちました。油は水より軽いため上の層に集まります。現代の遠心分離設備では、この分離を効率よく行います。

木製梁を使った圧搾機の図

管から流れ出るオリーブオイル

油と水の分離を示す図

製油所のスチールタンク

歴史的な木製オリーブ圧搾機

製油所のスチールタンク

保存と流通

土器の壺やアンフォラなどは、保存や運搬に使われてきました。現在はステンレスタンクや食品用の容器を用い、光、熱、空気の影響を抑える管理が行われます。

昔の設備を知ると、現在の搾油がどのように発展してきたかが見えてきます。技術とともに、果実を丁寧に扱う人の仕事も、オイルづくりを支えています。

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