長い年月を生きてきたオリーブの木から得られるオイルには、その畑の歴史を知る楽しみがあります。9 Oliveresでも、古い木々を大切にしながらオリーブ栽培に取り組んできました。

古木には、その木に合った手入れが必要です。ただし、樹齢だけで実の大きさ、ポリフェノール量、オイルの品質が決まるわけではありません。品種、気候、木の状態、収穫時期、搾油などが関わります。

幹や主要な枝の状態を確認し、水はけや土壌を整えます。水やりは地域の雨や土の状態に合わせて判断します。剪定は木の形と健全さを尊重し、必要な作業を慎重に行います。

木や実を傷めない方法で収穫し、通気性のある容器などで速やかに搾油所へ運びます。大きく複雑な樹形では、機械を使う場合も木に合う方法を選ぶことが大切です。

実を洗浄・粉砕し、ペーストを練り込んだ後、主に遠心分離などで油を取り出します。必要に応じてろ過し、光や熱、空気の影響を抑えて保管します。低温抽出の表示とエキストラバージンの品質区分には、それぞれ条件があります。
瓶詰め後も、密閉と適切な保存が風味を守る助けになります。古木の歴史を感じながら、実際のオイルの香りや味わいを楽しんでください。
有機農業は、土壌をいたわり、自然資源を責任を持って利用し、生物多様性を支えることを目指す栽培方法です。オリーブ畑でこうした目標を実現するには、植生、水、土地の管理について日々の判断が大切になります。